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どんな内容の本なの?
「その仕事、全部やめてみよう」 /(著:小野和俊)という本を読みました。
内容は「今の自分が置かれた環境をもう一度冷静に考えて本当に大切な仕事をしよう」というものでした。
特に自分が気になったのは「俺がやった方が早い!」と言って全て自分でやってしまう人の対策方法です。
自分がされると「あ。じゃあ自分はいらないのね」と考えてしまうのも無理はないでしょう。ただ怖いのがされた人は気づかないうちに別の人にもそういう態度をとってしまうことも珍しくありません。
その対策をお伝えします。
①俺がやった方が早い病対策。それは・・・。
俺がやった方が早い病にかからないためには、
①俺が褒めた方が早い
②俺が教えた方が早い
③俺が見本を見せた方が早い
この3つを意識すべきと作者は言っています。
短期的に見れば確かに自分がやった方が早い。自分がやらなければいけない時だってあると思います。
ただいつもじゃない。
しかも長期的にはできる人が自分以外にもいた方が全体的に考えたときプラスになるはずです。将来を考え、俺が褒めて、教えて、見本を見せる。だがやらない。というのを意識してやっていければ俺がやった方が早い病にはかからないでしょう。
②仕事と私生活それぞれの立場における一番近くと一番遠くだけを見る。
今直近の目標はなんなのか?仕事とプライベートどちらも。
逆に最終的にやりたいことは何なのか?
この目標設定の視点を持つことで、地面に足を付けたまま理想の将来を目指していける。
そうすることで自分の選択に迷うことがなく進んでいけるということです。
やりたいことや今やっていることがわからなくなっている人は、ぜひ一度考えて見てほしいです。
③今やっている仕事を数値化する
どうしても自分が一生懸命時間を費やした仕事は価値があるものと思いがち。でもそう考えてしまうのは危険です。いつの間にか誰のためにもならないゴミのような、ヘドロのような、はたまた汚物のような仕事を自分だけが価値のあるものと思い込んでやっているかもしれません。
たくさんの人に喜んでもらえる仕事を「3」、誰からも喜んで使われないエクセル入力は「0」と自分で基準を作って数値化していく。そして点数の低い仕事は思い切って止めてみる。
数値化することで自分の仕事を客観視することができるので、やらなくてもいい仕事というのが明確になると思います。
まとめ
この本は他にも業務を効率化していくのに必要な行動や考え方がまだまだ載っていますので、興味がある方はぜひ見てみてください。
それでは
おわりでーす。

